rantanA203の日記

主にサッカーの雑感 勝った時は揚々と 負けた時は思考整理のつもりで

バルセロナ-ベティス(3-4) の雑感

ベティスが素晴らしい試合をしたことが最もな敗戦の理由。バルサを相手にポジショナルな戦いを挑み、見事打ち砕いた。

前からの守備でロングフィードに逃げさせ、ボールを狩る。ホルダーに対して2人3人と連動して、中盤での数的優位を常に作り出していた。


より攻撃的な交代カードにムニルしかいない状況を厳しく感じる。

ピケの不安定さにはもう何も言うまい。ウンティティにプレー許可が下りた今、ファーストチョイスはウンティティとラングレで良いのでは。


デンベレについて思うこと。

ドルトムントにいた頃からネガティブなニュースで注目されていたが、バルサでも。

十数回トライして1つ大きな結果を出す選手より、毎プレー80点を出す選手の方がバルサには合っていると思う。デンベレは明らかに前者で、12-13、13-14シーズンあたりのヤヌザイを観ているよう。絶対に大成しない選手。100億以上で買い手があるのであれば売り払って、デ・リフト等獲得の資金にした方がいい。


この敗戦をあえて前向きに捉えるのであれば、首位に立ちながら学べるということ。前節はクソみたいなプレーをしながらも何故か勝ててしまった。ジダン・マドリーによくあった勝ちのパターンだが、現状に目を伏せて結果のみを喜んでは必ずいつか苦しむことになる。

バルセロナ-レアル・マドリード(5-1) の雑感

11年ぶりにメッシもロナウドもいないクラシコ

前半に完璧なゲームを演じたバルサに対し、後半開始とともにロペテギが動きレアルは3バックに。交代とフォメチェンジが功を奏したレアルの猛攻が続き、追いつかれるパターンのバルサだな と正直負けすらも覚悟した。モドリッチのシュートがポストを叩いていなければ...


MOMはスアレス、次点でセルジ。

スアレスはところどころブレーキになるが、ハットトリックに何も言えない。シーズン序盤のアレは何だったの。


ベンチに座る時間が長く その不満を明け透けと表していたビダルデンベレが、この舞台で活躍できたことには5得点という結果以上の価値がある。


メッシを欠く中でインテル、レアルを相手に連勝できた。今年は3冠を狙える。


スペイン中を敵に回してレアルからの招聘を快諾したロペテギは、その辣腕を発揮できず ついにはマドリディスタからも愛されなかった。あのままW杯を率いていれば、スペインにもレアルにもロペテギにも、別の未来があったかもしれない。


DAZNのゲスト解説に来ていた中村憲剛は現役選手でありながら、解説者としての道もすでに拓いていると思う。


バルセロナ-インテル(2-0) の雑感

何よりクリーンシートが素晴らしい。

相変わらずアルトゥールがオバケ。

メッシ不在のためか いつもより前でのプレーも多くあったり。

ラファのゴールも嬉しい。

交代で入ったビダルもまずまずで、今日の完勝劇をベンチから観たデンベレがどのようになるか 楽しみ。


クラシコも勝つべし。

バレンシア-バルセロナ(1-1) の雑感

バルベルデの交代の遅さは昨季から言われ続けてきた。

良い時も悪い時も、そして今日のような膠着した試合であっても一貫して遅い。

84分にデンベレを、88分にラフィーニャを投入。結局交代枠を1つ残して試合を終えた。事実、交代カードの切りづらい試合ではあった。けれど、だからこそ、試合を変えてしまうような采配を期待したいのがサポーターだろう。癪だが、ジダンにはたった一枚のカードを切り札のように作用させる そんな魅力があった。


昨季はネイマールが抜けて崩れたバランスを4-4-2のシステムで立て直し、ただ勝つことに集中できた。各ポジションに補強がされ、ベンチにも優秀な選手がいる今 戦術的な幅が増えたのと同時にローテーションが求められ バルベルデ自身に迷いが生じているのは間違いないと思う。


リーグで4試合勝利なし。

シーズンの序盤に一喜一憂しても仕方ないが、格下相手に勝ち点を落とすのは本来事件と言ってもいい。

好調のセビージャ、CLのインテル、そしてマドリーとのクラシコを控えているが、攻守ともに不安要素が多すぎる。


スアレスは値段のつくうちに売ってしまえ。

少々過激な物言いではあるし、きっとまた活躍するに違いないエースだが、キャリア全盛を過ぎた選手には違いない。

ローンで放出したパコがここ数試合活躍を見せているのも皮肉な結果。

トッテナム-バルセロナ(2-4) の雑感

アルトゥールに感動。MOMはアルトゥール。

ショートパスと鬼キープでボールを失わない。

自分が何をするべきかわかっているようで、チームに安定をもたらす。

デンベレではなく、アルトゥールを毎試合スタメンで観たい。

あとはアシストか、起点となるような決定的なパスを。チャンピオンズの舞台で それもスパーズを相手に示した実力に疑う余地は無いが、リーガでより守備的に戦う凡百のチームに対して 落ち着きをもたらすだけのプレーでは誰も満足しないだろう。


ここ数試合、頭を悩ませてくれるセメドは前半まずまずといった感じだったのに後半は観ていられなかった。頼むわ。

バルセロナ-ジローナ(2-2) の雑感

アルトゥール、ビダル、ラングレの新戦力が揃ってリーグ初スタメン。

ビダル アシストは素晴らしいがアルトゥールとの距離が近過ぎる場面が多い。

ラングレ 肘打ちレッドで前半に退場 論外。

アルトゥール ボールを散らす役割をよく果たせていた。ラフィーニャにはない魅力で、ロスト数も少ない。後半のような攻撃参加をもっと見たいところであるが、コウチーニョラキティッチの投入によって試合の流れが変わったことからもファーストチョイスにはまだ遠いように思う。

1失点目はラングレが退場した時点でデンベレに代えてウンティティを投入しておけば防げていたはずで、結果的にバルベルデの采配ミスでは。

とは言え、ピケに安定感がなさ過ぎる。


笛がよく吹かれカードも多かった試合で スアレスが狡猾さを見せ、メッシら攻撃陣も意図あるドリブルを仕掛けたが、後半も終盤になってファウルの基準が変わったようだった。笛の一貫性という点で、主審にフラストレーションの溜まる試合だった。

スアレスにはこのような試合での得点を期待したいが...


右SBのセメドはレアルのオドリオソラと比べても微妙。後半での交代も策として考えられる選手で、もしそれが常態化するようであれば中盤での先発起用が危ぶまれるセルジを積極的に右SBで起用してほしい。


ローテーションのほぼ無いまま昨シーズンを戦い、交代等采配の遅さが目立つバルベルデにとって 今日の1戦が悪いように出る気がしてならない。恐れず、新戦力・ベンチメンバーを試して欲しいところ。ただし、勝たなきゃ意味ないよ。