バレンシア-バルセロナ(1-1) の雑感
バルベルデの交代の遅さは昨季から言われ続けてきた。
良い時も悪い時も、そして今日のような膠着した試合であっても一貫して遅い。
84分にデンベレを、88分にラフィーニャを投入。結局交代枠を1つ残して試合を終えた。事実、交代カードの切りづらい試合ではあった。けれど、だからこそ、試合を変えてしまうような采配を期待したいのがサポーターだろう。癪だが、ジダンにはたった一枚のカードを切り札のように作用させる そんな魅力があった。
昨季はネイマールが抜けて崩れたバランスを4-4-2のシステムで立て直し、ただ勝つことに集中できた。各ポジションに補強がされ、ベンチにも優秀な選手がいる今 戦術的な幅が増えたのと同時にローテーションが求められ バルベルデ自身に迷いが生じているのは間違いないと思う。
リーグで4試合勝利なし。
シーズンの序盤に一喜一憂しても仕方ないが、格下相手に勝ち点を落とすのは本来事件と言ってもいい。
好調のセビージャ、CLのインテル、そしてマドリーとのクラシコを控えているが、攻守ともに不安要素が多すぎる。
スアレスは値段のつくうちに売ってしまえ。
少々過激な物言いではあるし、きっとまた活躍するに違いないエースだが、キャリア全盛を過ぎた選手には違いない。
ローンで放出したパコがここ数試合活躍を見せているのも皮肉な結果。